夕方の家路メロディの思い出

昭和時代

男爵が子供の頃に住んでいた町では、夕方5時になると、決まってこの「家路」というメロディが流れていました。

”家路”とは、ドヴォルザークが作曲した交響曲第9番「新世界より」の第2楽章にある、「ラルゴ」という旋律を基に、弟子のフィッシャーという方が作詞、編曲したというクラシック音楽の一曲。

難しいことは男爵も知りませんが、皆さんもどこかで一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか??

あ、別にクラシックのことを語りたい、とかでは一切ありませんのであしからず^^;

夕方に流れる”家路”のメロディ

昭和生まれの男爵は、家が厳しい…というより、母親が厳しくて、子供の頃はずっと門限がありました。

夕方5時になると先ほどの”家路”が流れるんですけど、ちょうど家の門限も夕方5時。

この時間までに家に帰らないと、こっぴどく叱られる毎日。

令和の今の子供達には理解できないかもしれませんが、男爵の子供時代の日常は、常に門限時間との闘い。

友達と遊ぶ時は、常に夕方5時を意識しながら遊ばなくてはいけません

出かける時間の片道にかかる時間を考えて、そこから家までの時間までを考えて行動。

友達の、「もう少しくらいいいんちゃうの?」という言葉を遮って、全力で自転車をこいで帰る日々…。

その当時はスマホなんかも当然ありませんので、時計を意識しながら、とにかくその”家路”が流れる前に家に到着しなくてはいけません。

家の手前の信号で、赤信号に捕まった時に、無情にも聞こえる”家路”が流れてきた時の絶望感

家に帰りついてから、ハァハァ息を切らしながら玄関で聞く”家路”の安堵感

男爵にとっては、良くも悪くもこの”家路”のメロディはとても思い出に残る曲の一つなんです。

昭和の夕方の雰囲気にとても似合うメロデイで、染みるんですよ、優しいゆっくりとした曲調が。

男爵は20年ほどエレクトーンを習っていたんですけど、とある大会でこの”家路”も含めた「新世界より」を演奏しましたからね、なんだかんだで大好きでしたから、この曲。

男爵は小学校の途中で引っ越ししたので、そこから先は自然にこのメロデイを耳にする機会はなくなりました。

もう何十年も前の話なので、今は流れていないと思われますが…今でもどこかの町で、決まった時間に流れるメロディとかはあるんでしょうか?

「家路」が流れていた町では、何とも言えない素敵な雰囲気がありましたよ。

子供も大人も、夕方にあのメロディを耳にしながら、それこそ家路に向かう…。

今でも頭に浮かびますもの、家路を聞きながら家から眺める夕方の風景が。

1分でも門限を超えた時の、母の怒りの表情も(笑)

では、また。

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